老人ホームと「サ高住」の違いとは?
自分らしく暮らせる老後の住まいの探し方

よく見聞きする老人ホームとはどういうもの?

老後の住まいを考えるとしたら、老人ホームを思い浮かべるという方も少なくはないでしょう。老人ホームとは、高齢者の住まいとなる居室と介護サービスを提供する施設のこと。おもに、地方自治体などが運営する「特別養護老人ホーム」や民間企業などが運営する「有料老人ホーム」があります。

特別養護老人ホームは、65歳以上で要介護3以上(場合によっては1~2も可)の認定を受けた方が入居可能な施設です。一方の有料老人ホームは、「介護付」と「住宅型」「健康型」の3つに分類され、いずれも60歳以上の方が入居可能です。
(※出典:東京都福祉保険局 平成25年 あんしん なっとく 高齢者向け住宅の選び方)

要介護度が高い方は特定施設の「介護付」に、自立した生活ができる方や要支援の方、要介護度が低い方は「健康型」や「住宅型」に入居することが多い傾向にあります。

老後の住まいとして、老人ホームを思い浮かべるという方は、この有料老人ホームをイメージしている場合が多いのではないでしょうか。

注目度が高まっている「サ高住」とはどういうもの?

老後の住まいとして認知度が高い「有料老人ホーム」。しかし、最近は、「サービス付き高齢者向け住宅(サ高住)」が注目されているのをご存知ですか?

「サ高住」とは、2011年に改正施行された「高齢者の居住の安定確保に関する法律」(国土交通省と厚生労働省が所管)によって国が設置・促進をうながしているもの。60歳以上の高齢者とその配偶者が入居可能な住居のことをいいます。運営はおもに民間企業が担っており、健康で自立した生活ができる方をはじめ、要支援の方や要介護の認定を受けた方も利用することができます。

サ高住と有料老人ホームの大きな違いは契約方式にあります。有料老人ホームは多くの場合、利用権方式の契約が必要です。これは施設の居室と施設内で受けられる介護や各種サービスを利用する権利を購入するというもので、多くの有料老人ホームでは入居一時金に加えて、月額の利用料を支払うことで施設の利用が可能になります。一方、サ高住の契約方式は多くの場合、賃貸物件を借りる際と同じ賃貸借方式となります。居室に関しては月々の賃料を支払い、介護サービスについては必要に応じた分の料金を支払うことで施設を利用することができます。賃貸契約なので入居時に多額の費用を必要とせず(※)、退去も気軽に出来るのが特徴です。
(※)別途敷金が発生する場合があります。

サ高住をシンプルに表現するのなら、「高齢者のための賃貸マンション」というとイメージしやすいかもしれません。施設は高齢者が生活しやすいようにバリアフリー設計がなされているほか、日中は入居者の安否確認や生活相談サービスに対応するスタッフが常駐しています。入居者は通常のマンション暮らしのような生活もできますし、必要ならば所定の利用料を支払うことで介護サービスを受けることもできるのです。

「サ高住」は自由度が高く介護サービスも充実!

また、「サ高住」は「有料老人ホーム」と比べて自由度が高いのも特徴です。たとえば、有料老人ホームでは外出や外泊、来訪者の宿泊などには制限がある場合が多いものです。しかし、サ高住は外出や外泊、来訪者の宿泊などの制限はない場合が多く、家族や友人との交流なども自由に図ることができ、中にはペット可の施設まであります。

このほか、気になるポイントとなるのが介護サービスの充実度です。多くの方は、「有料老人ホームのほうがしっかりしている」と考えているかもしれません。しかし、サ高住のなかには特定施設として認可されているものもあり、要介護5の方でも十分なレベルの介護サービスが受けられる施設や運営会社も存在します。

お子様の近くに住みたい。介護は必要ないけど、もしもの時のために浴室やトイレの緊急ボタンですぐに駆けつけてくれる人が欲しい。という方から、しっかり介護が必要という方まで、ニーズにあった利用ができるのが嬉しいところです。

ご自身にあった老後の住まいをお探しのあなたに
NTTグループ会社が運営するウエリスオリーブをご紹介

「自由度が高く、自分にあったサービスを選べる老後の住まいを探したい」という方にご検討頂きたいのが、NTTグループ会社が運営するウエリスオリーブの「サービス付き高齢者向け住宅」です。

NTT都市開発が運営しているウエリスオリーブの物件は東京、神奈川、千葉に所在しています。入居可能な方は施設によって異なりますが、入居者が自由に過ごすことができる「スイートルーム」必要な時に必要な分だけサービスが受けられる「プラチナルーム」いつでも介護サービスが受けられる「ケアレジデンス」の3つの住居形態があるため、自立した生活ができる方もしっかりとしたケアが必要な方(要介護1~5のいずれも可)も、ご自身にあった住居を選ぶことができるはずです。また、ウエリスオリーブなら各施設間の移り住みも可能です。健康状態や必要な介護サービスのレベルにあわせて、ご自身に適した住まいで生活を送ることができるでしょう。

「長く、安心して、自分らしい老後の生活を送りたい」とお考えの方は、ぜひ一度、ウエリスオリーブのサービス付き高齢者向け住宅を検討してみてください。

■ウエリスオリーブが提供している物件の例



※左はウエリスオリーブ新小岩(スイートルームに対応)、右はウエリスオリーブ渋谷本町ケアレジデンス(ケアレジデンスに対応)の外観写真です。このほかにも、東京西部、神奈川、千葉に複数の物件があります。


記事制作・媒体運営会社:株式会社ウェブクルーエージェンシー | [sponsored]提供:NTT都市開発株式会社 ウエリスオリーブ